神童さんがラスボスな話
- 怪盗オコジョポリス
- 6月26日
- 読了時間: 3分
更新日:7月1日
守進をもっと読みたい! と感じるので守進の二次創作も書きたいのですが、どうにも2人のカプは具体的な像が自分には想像しにくい。なぜだろう……ということを考えていました(※Blueskyでぼそぼそとつぶやいていたことのまとめです)
自分が守と進のカプを想像しにくいのは、おそらく自分の中における理想の守像が「庇護欲のあまり進の意思を汲まない傾向があった(パワプロ7)守が、弟の背中を押してあげられる兄に成長する(パワプロ2010/2024)」だからなのだろうと思います。
そこから「弟が自分の庇護下から離れても弟の幸福を願い続けられるのが彼の愛情」ひいては「進のパートナーが自分ではなくとも進がそれを望むのであれば応援する」のが理想の守像であるという認識になる→進が守ではない相手と交際することによって自分の中における守進も理想形になる……ということなのかなと。
(それはそれとして性的にイチャイチャしている二人も見たいので、兄×弟BLを好む方がパワプロにハマってくれないだろうかなどと期待してしまいます)
そして守が何の件で進の背中を押したかと言えば神童さんなので、守のためにも神童さんにはぜひとも進と交際してほしいわけなのですがここでレッドエンジェルスの神童選手電撃結婚のニュースです
……というようなことを考えた結果として「守が進に対して『進には自分がついていなければ』という気がまた起きることがあるとすれば、進が神童さんにふられて落ち込んでいるタイミングなのでは?」という思考に至り、それで書いたのがSS倉庫に投稿した最初の守進だったと思います。
いかんせん守進に限らず神童さんが進に与える影響力が大きすぎて、進関係のカプを考える際は常に神童さんがラスボスとして立ち塞がるイメージに……。守は妨害行為こそしてきそうですが(進のお相手が友沢や主人公の場合)ボスというより「倒すと仲間になる強敵」という印象。
友進の場合も神童さんの存在は無視しがたいのですよね。
友進だと、6年ぶりに再会して当時はちびっ子だった友沢が進より大きく成長していて……ってのがエモいポイントのひとつだと思うのですが、6年ぶりに再会した進が今度は神童さんを追ってアメリカに行ってしまう。つまり初対面~神童さん結婚までの期間で友沢の片想い期間が10年くらいあるのでは? ということに。
2014の設定であれば進は神童さんと出会っていないないので神童さんの件はクリアできるのですが、その場合「年下攻め友沢」や「身長差逆転」といった要素もなくなってしまうというジレンマがあります(神童さんのことは置いといて同学年の友沢と進がおいしいというメリットもある)
幸いなことに進と神童さんは公式でお付き合いしているわけではないので「進の神童さんに対する想いは確かに大きいけれど恋愛感情ではない」という設定として描くことはできるのですが、でもBL(進が同性に性的な魅力を感じる)設定であればやっぱり進は神童さんのこと好きなのでは?? ……と考えてしまうので神童さんが強すぎるんですよね。