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リンカス&カスリン作品における性的関係のあり・なしの差

  • 執筆者の写真: 怪盗オコジョポリス
    怪盗オコジョポリス
  • 2月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月14日


自分の観測範囲ですと、リンカスの二次創作はブロマンス系が大多数を占めているのに対して、カスリンの作品は肉体関係ありきのものが多い印象があります。


自分がリンカス作品の投稿を始めてからはエロ作品の比率がかなり上がったのではないかと思われます)


たまたまそのようなの傾向の書き手が多かったのか、それともそれらのカプにそうさせる何かがあるのかはわかりません。


……が、個人的にひとつ思いあたったのが「カスパル受けのエロ二次創作には『ゲイ向け』タグがつけられた作品やモブレ作品が多い」という点。つまり、「受けのファン層の違い」が一因ではないかということです。


二人のファン層としては「BL」「男女カプ」「夢」の愛好家が共通して存在することに加えて、カスパルの場合は「ショタor筋ショタ」や「ゲイ向け」の愛好家も存在するように見受けられます。


これはカスパルというキャラが「やんちゃな少年」「勇ましいタイプのイケメン」と複数属性を有することに加えて、格闘を得意とするがゆえに筋肉質なイメージもあるという「属性の多さ」からファン層が細分化したのかなと考えています。


そして、二次創作における「男性同士の性行為を主目的とした作品」の書き手は「自分の推し=受け」という人が圧倒的に多く、「性的に消費したい」と考えているキャラは受けのみの場合も多いです。


(もちろん、「自分の推しは攻めがいい」という方もいますが少数派の印象です)


BL二次創作の場合は受けのみを消費したい場合でも単体で消費することは少なく(単体ではそもそもBLにはならないわけですが)あくまでカップリング単位で扱うという傾向があります。


例えば、レトリンの二次創作ではエロ絵にリンハルトしか描かれていない「夢」に近い作品がしばしばあるように見受けられます。その場合書き手が消費したいのはリンハルト単体であるように思えますが、それでもあくまで攻めはネームドキャラのベレトなのです。


いっぽうで、ショタやゲイ向けの二次創作ではモブレなどの形で受けを単体で消費することも多く、「受けのみを性的に消費することを目的とした作品にネームドキャラを攻めとしてあてがう」というケースは少ないように見受けられます。


そういった傾向から、書き手がカスパルを単体で消費したい場合はリンハルトなどのネームドキャラを攻めとしてあてがわず、モブレという形で作品にする場合が多い=リンカス作品におけるエロ作品の比率が少なくなるのでは……というのが自分の推測です。

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